金沢から和倉温泉までの交通手段は以下の6つが考えられます。
- 自家用車
- レンタカー
- 高速バス
- 電車(ローカル線)
- 電車(特急)
- 観光列車
本記事では、各アクセス方法の所要時間や料金、メリット・デメリットを比較しています。
記事後半では道中で立ち寄りたいスポットも紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。
目次
金沢から和倉温泉までの交通手段まとめ表

金沢から和倉温泉の温泉街中心部へ行くまでの交通手段は以下のようになっています。
交通手段 | 片道所要時間 | 片道費用 |
---|---|---|
自家用車 | 1時間10分 | 700円 |
レンタカー | 1時間10分 | 5000円~ |
高速バス | 行き:2時間30分 帰り:1時間30分 | 1500円 |
電車(ローカル線) | 2時間 | 1380円 |
電車(特急) | 1時間30分 | 2230~3510円 |
観光列車 | 1時間30分 | 2800円 |
金沢駅から和倉温泉中心部として総湯までの交通ルートで算出しています。
結論を先に言うと、自家用車かレンタカーで移動するのが最もおすすめです。価格と所要時間のバランスが取れており、快適さも一番です。途中観光地に寄れるなど自由度が高いのも魅力です。
移動中も楽しみたいという方は観光列車もおすすめです。石川の特色を楽しみながら移動できます。
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
【自家用車】金沢から和倉温泉の料金・時間など

- 片道費用:約700円(ガソリン代のみ)
- 片道所要時間:約1時間10分
和倉温泉までの道のりは有料道路はなく、必要な費用はガソリン代のみです。
片道70km程度ありますが、主要道路の「のと里山海道」は元有料道路なので、道は整備されており非常に走りやすいです。(速度の出し過ぎには注意)
所要時間も温泉街までであれば、車が最も短時間です。
海沿いを走る「のと里山海道」は気持ちが良く、通り道に観光スポットも多いため気軽に立ち寄れます。
自家用車がある場合はぜひ車で向かってみてください。
【レンタカー】金沢から和倉温泉の料金・時間など

- 片道費用:約5,000円~
- 片道所要時間:約1時間10分
自分の車を持っていないという人はレンタカーが便利です。金沢駅付近には大手レンタカー店は一通り揃っています。
- トヨタレンタカー金沢駅東口
- トヨタレンタカー金沢駅西口
- 日産レンタカー金沢駅前店
- オリックスレンタカー金沢駅兼六園口(東口)店
- ニッポンレンタカー金沢駅西口営業所
- タイムズカー 金沢駅店など
ちなみに東口の方が車通りが多いので、運転に自信がない場合は西口の方がおすすめです。
レンタカーを借りると費用は増えますが、周りや荷物を気にせず旅を楽しめますし、乗車人数が多いほど一人あたりの交通費は安く済みます。旅館、温泉以外にも観光したいという方はレンタカーがおすすめです。
【高速バス】金沢から和倉温泉の料金・時間など

- 片道費用:1,500円(子供は運賃半額)
- 片道所要時間:行き2時間30分、帰り1時間30分
車は運転はできないけど、途中の観光地は寄りたいという方におすすめなのが高速バスです。行きは千里浜なぎさドライブウェイを経由(土日祝のみ)、気多大社で休憩時間もあるので途中の主要観光地にも寄れます。
またバスはWi-fi・コンセント付きの車両で3列シートのため、広々と快適に過ごせます。電車とは違い、和倉温泉街中心部まで直接行ってくれるのも嬉しいです。
行きは北陸道グラン昼特急大阪、帰りは和倉昼特急金沢号とバス便名と乗り場が変わるので注意しましょう。時刻表と乗り場は西日本JRバスのHPから確認できます。
また全席指定席のため、事前予約が必要です。WEBか電話予約がおすすめですが、当日予約の場合は、窓口(金沢バスチケットセンター)もあります。
- WEB予約:高速バスネット
- 電話予約:0570-00-2424(西日本JRバス電話予約センター、10:00~19:00)
【電車(ローカル線)】金沢から和倉温泉の料金・時間など

- 片道費用:1380円
- 片道所要時間:約2時間(JR金沢駅⇒JR七尾駅⇒JR和倉温泉駅⇒温泉街中心部まで徒歩25分)
電車は乗り換えが必要で意外と不便です。
和倉温泉駅から温泉街までは徒歩で25分程度と若干距離があります。駅からバスも出ていますが、1時間に1,2本しかなく、都合の良い時間があまりありません。
バスに乗りたい場合は、事前に時間を確認しておきましょう。
- 和倉温泉駅から温泉街までのバス:時刻表
旅館によっては駅まで無料送迎を行っている場合もあるので、電車で向かおうと考えている方は宿泊先を要チェックです。事前に駅到着時間にタクシーを手配しておくのも良いでしょう。
途中に寄りたい駅がある、電車が好きという方におすすめのアクセス方法です。
【電車(特急)】金沢から和倉温泉の料金・時間など

- 片道費用:2230〜3510円
- 片道所要時間:約1時間半(JR金沢駅⇒JR和倉温泉駅⇒温泉街中心部まで徒歩25分)
電車でローカル線より早く行きたいという方は特急も運行しています。
金沢駅~和倉温泉駅までの特急は「サンダーバード」と「能登かがり火」の2種類ありますが、どちらに乗っても大きな違いはありません。
料金は乗車する席によって以下のように変わってきます。
自由席 | 指定席 | グリーン車 | |
---|---|---|---|
乗車券 | 1,380円 | 1,380円 | 1,380円 |
特急券 | 850円 | 1,370円 | 2,130円 |
合計 | 2,230円 | 2,750円 | 3,510円 |
サンダーバードが1日1本、能登かがり火が1日5本運行しています。
「えきねっと」から予約も可能ですが、満席になることは少ないため当日購入でも問題ないでしょう。
ローカル線同様に駅から温泉街中心部までは少し離れているので移動手段を考えておきましょう。
- 和倉温泉駅から温泉街までのバス:時刻表
【観光列車】金沢から和倉温泉の料金・時間など

- 片道費用:2800円(子供は1390円)
- 片道所要時間:約1時間30分(JR金沢駅⇒JR和倉温泉駅⇒温泉街中心部まで徒歩25分)
観光列車である花嫁のれんは車両全体で石川県を満喫できる作りになっています。
全席指定席で乗車券(大人1,410円、子供700円)と指定席特急券(大人1,390円、子供690円)の両方が必要です。
輪島塗りや加賀友禅をモチーフにした内装は、まさに石川ならではの美しさです。普通の車両とは違い、席間隔も広いのでゆったりくつろげるのもポイント。
金沢金箔装飾や伝統工芸品、石川のスイーツやグッズの販売もあり、車内が1つの観光地のようになっています。
「移動中も楽しみたい」という方はぜひ観光列車も検討してみてください。
行き帰りともに1日2本しかないため、興味がある方は早めに予約しておきましょう。
公式サイト:観光列車「花嫁のれん」
【観光・飲食】金沢から和倉温泉の道中に寄りたいスポット

- 見どころシーズン:夏
- 料金:無料
- 関連情報:通行規制情報
千里浜なぎさドライブウェイは、日本で唯一車で浜辺を走ることができるスポットです。車だけでなくバイク、バス、自転車まで、なんでも走ることができます。(タイヤが砂浜に沈み込むことはないので安心してください。)
晴れた日は特に爽快感があり、途中で車を停めて海を眺めることもできます。夏あれば浜茶屋があり、軽食が買えるだけでなく、釣りや潮干狩りまで出来ます。
和倉温泉までのルートから外れずに寄れるので、ぜひ立ち寄りたいスポットの1つです。
波が高い日などは通行止めとなるので、通行規制有無を確認しておきましょう。

- 見どころシーズン:通年
- 料金:無料
- 関連情報:公式サイト
北陸でも屈指の大社で、本殿などは国指定重要文化財になっています。
特に縁結びの神様が有名で、全国各地から多くの人が訪れています。(公式サイトから「これまでに成就した人」の感謝メッセージも見れます。)
毎月1日は、ついたち結びが開催されており、無料で縁結び祈願を受けられます。
もちろん縁結びに興味がなく、普通の祈願でも問題ありません。一人旅や友達との旅行はもちろん、夫婦やカップルにもおすすめのスポットです。
- 石川県森林公園
県内最大級のフィールドアスレチック、キャンプ場など、家族でも友達とでも〇 - 河北潟干拓地ひまわり村
夏になると一面にひまわりが広がる絶景、ソフトクリーム販売もあり - 妙成寺
北陸で唯一の五重塔が建つ、境内に10棟の国重要文化財 - イオンモールかほく
北陸最大級のショッピングモール、店内飲食店ではお寿司も - 宇宙科学博物館 コスモアイル
羽咋UFOの町羽咋で本物の宇宙船・隕石が見れる貴重な博物館 - 河北潟メタセコイア並木
270本のメタセコイアの並木道、四季折々で違う景色が楽しめる - 海と渚の博物館
能登の漁村が再現された館内では、櫓こぎやたらい漁の体験が楽しめる - 喜多家しだれ桜
樹齢100年を超える圧巻のしだれ桜、4月上旬~中旬が見ごろ - 石川県西田幾多郎記念哲学館
日本で唯一の哲学の博物館、美しい建築設計も見どころの1つ - 七尾フラワーパークのと蘭ノ国
世界の珍しい蘭を中心にバラエティ溢れる花や熱帯植物が展示される - 石川県七尾美術館
のとにゆかりのある作品が並ぶ能登で唯一の総合美術館 - 一歩
ボリュームあり、コスパよしの新鮮な海鮮が食べられる七尾の大人気店 - 能登食祭市場
飲食~お土産まで幅広く扱う観光地、買った魚の浜焼きもすぐできる